Adobe Premiere CCで複数アングルのビデオクリップを簡単にまとめる方法

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たまにスライドを使用したシンポジウムのイベント撮影とそのDVD作成を依頼されます。

で、撮影も一人で行うので、万が一にも失敗が無いように、最低ビデオカメラ2台と、音声録音用に話者の近くにICレコーダーより音質が良いPCMレコーダーを設置して記録に残すことにしています。と言うのも、こういう撮影って「画」の方は多少汚くても、スライドだけをもらって後から被せれば問題なく、むしろ「音」の方が大事だったりしますので。音響関係の知識と機材があればピンマイクなどを使用してワイヤレスで録音したり、高感度のマイクでビデオカメラから直接音を拾う、ということになりましょうが、そこまでのものは持ちあわせておりません。ですので、上記のような仕様です。

で、いざ録画・録音したクリップを編集で1本にまとめる際に面倒なのが、各クリップの頭を揃えることです。これまでは、クリップの音声の波形を見ながら似たところを探し当ててフレーム単位で調整していく、なんてことをしていました。
今回も当然の如く、その作業をしようとPremire CC(今回初めて使います)を立ち上げて、各クリップをシーケンスに並べた後、音声波形を見ようとしましたが、見方がわかりません。

音声波形がわからない
音声波形がわからない

で、「premire adobe 音声 波形」な感じでググってみましたところ、Adobe TVの「オーディオ波形によるクリップの同期」という動画がヒットしました。

(動画は削除されました。)


見てもらえれば一目瞭然なのですが、「マルチカメラシーケンス」を使うことで、複数のクリップを音声波形を基準に1つのシーケンスにまとめてくれるのです。

驚きました。しかも、作成されたマルチカメラシーケンスでは、タイムラインに沿ってどのビデオクリップを使用するか、スイッチャーのように任意に切り替えて使う事ができます。

また、Adobe TVの方では同じ時間に撮られた3本のビデオクリップをまとめていますが、長尺の撮影の場合、

分割されたビデオファイル
分割されたビデオファイル

のように、複数のファイルに分割されて保存されることもあろうと思います。もちろん、そのような場合でも自動で合わせてくれます(自分の場合は一番長いクリップがPCMレコーダーの音声だったので、それに合わせてビデオが同期されています)。

便利です。一番時間がかかって面倒な箇所をすぐに終わらせることが出来ました。

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物草 灸太郎
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WordPressでホームページを制作しつつ、休日は畑を耕したりDIYを楽しんでいます。

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