bootstrapでカスタムカラー配列を作成して不要な多色コンポーネントを削除する方法
作成日:
2018年12月22日
📝 はじめに
本記事はBootstrapのCSS容量削減についての一考です。
先日は、bootstrapのテーマカラーから、不要なカラーパターンをmap-removeを使用して削除する方法を紹介しました。
📝 以前書いた記事
bootstrapのテーマカラーを削減する方法
2018年12月21日
bootstrapは多くの便利なスタイルが格納されているフレームワークですが、一方で使用しないスタイルも多く、容量が大きいのが難点です。 例えばテーマカラーだけでも、 Primary Secondary Success ...
しかし、アラートや文字色に関しては、やはり色数が欲しい。でも、テーブルやボタンには色数は不要だ、という具合に各コンポーネントによって色数を調整したい場合があります。
その場合は、
SASS _variables.scss
$point-colors: () !default;
$point-colors: map-merge(
(
"primary": $primary,
"secondary": $secondary,
"light": $light,
"dark": $dark,
),
$point-colors
);
$btn-colors: () !default;
$btn-colors: map-merge(
(
"primary": $primary,
"secondary": $secondary,
"success": $success,
"warning": $warning,
),
$btn-colors
);
のように、テーマカラーとは異なるカラー配列を作成して、例えばアラートの色を$point-colors配列を使用する場合は、_alert.scssの
SASS _alert.scss
@each $color, $value in $theme-colors {
.alert-#{$color} {
@include alert-variant(theme-color-level($color, $alert-bg-level), theme-color-level($color, $alert-border-level), theme-color-level($color, $alert-color-level));
}
}
を
SASS _alert.scss
@each $color, $value in $point-colors {
.alert-#{$color} {
@include alert-variant(theme-color-level($color, $alert-bg-level), theme-color-level($color, $alert-border-level), theme-color-level($color, $alert-color-level));
}
}
のように@eachで取得する配列を$theme-colorsから$point-colorsに変更します。
その他のコンポーネントも各scssファイルの$theme-colorsの配列を変更すれば色数を調整することが可能です。
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物草 灸太郎
WordPressでホームページを制作しつつ、休日は畑を耕したりDIYを楽しんでいます。
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