千光寺公園展望台のリニューアルが揉めているそうで。
作成日:
2018年3月24日
2016年末に尾道市千光寺公園の展望台一角がバリアフリー対応だとかでリニューアルするということを聞きました。
その際に発表された雲形定規のようなデザインに対しては、正直妙ちくりんで景観に合わないだろうと思っておりました。
千光寺展望台案
そんな設計をした事務所と市とで、今年早々に契約解除となり、前払金と違約金の請求問題にまで発展しているとのこと。
千光寺展望台:建て替え計画 「責めに帰す事由ない」 契約解除で業者 /広島 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180126/ddl/k34/010/525000c
尾道市の千光寺公園展望台(東土堂町)建て替え計画の設計業務委託契約を巡り、市から契約を解除された石上純也建築設計事務所(東京都)が「(解除に該当する)事務所の責めに帰すべき事由はない」とする書面を市に送っていたことが石上事務所への取材で明らかになった。市側は契約解除に伴う違約金など約1000万円の
その顛末はこちらが詳しいのですが、
- 事務所側の提出書類の不備
- 床に天然石を使用する際の安全性が未確認
- 既に書類提出期限を一度延長しており、再度の延長は認められない
尾道市と石上純也氏が対立、設計契約解除の真相
http://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00154/00057/
「坂の街」として有名な広島県尾道市。公募で設計者を選定した展望台の改築計画で、契約期限内に業務が完了しなかったとして、市が1月、石上純也建築設計事務所を契約解除、前払い金の返還と違約金の支払いを求めた。双方の主張は大きく異なる。
市は新たにリニューアルの計画を立て直しを進めるとのことなのだけど、結局のところ着工の遅れと予算増加は避けられないでしょうね。きっと設計事務所側とも裁判で争うようになるだろうし。
物草 灸太郎
WordPressでホームページを制作しつつ、休日は畑を耕したりDIYを楽しんでいます。
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