再処理されたMOX燃料の廃棄物は結局どうなるのでしょうかね

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この図を見ると、軽水炉で使用した核燃料廃棄物を再処理すれば直接処分に比べて体積や有害度が格段に減る、ということになっているのだけど、これって比較しているのが

ワンスルーで一度だけ利用した「核燃料廃棄物」と「高レベル放射性廃棄物」

なので、比較対象として違うのでは無いかなと。

この高レベル放射性廃棄物というのは、一度利用した核燃料廃棄物を再処理してプルサーマルで使うMOX燃料などに加工した際に出てくる廃棄物なので、核燃料廃棄物では無いのよね。

で、プルサーマルで使い終わったMOX燃料はどうなるのかと言うと、・・・微妙にわからない。

なぜ核燃料サイクルはできないのか http://www.huffingtonpost.jp/taro-kono/post_7214_b_5046857.html

政府・与党が議論しているエネルギー基本計画の政府案には、核燃料サイクルを推進するなどというとんでもないことが書かれています。しかし、核燃料サイクルは、現状では進めようとしても進められないのが現実です。なぜ、核燃料サイクルを進められないのか、ひろく大勢の皆様と問題意識を共有していきたいと思います。

を読む限り再処理も最大2回なので、結局どこかに核燃料廃棄物として処分しなくてはならないのだけど、その際の(体積は同じ程度として)有害度がどの程度なのかを記して欲しいのですけどね。むしろ低レベル放射性廃棄物は格段に増えるし、危険性も増すし、コストも高くなるしで問題も多い。

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/gat/grp/04/tyuukannhoukoku3_4.pdf

続く

物草 灸太郎

WordPressでホームページを制作しつつ、休日は畑を耕したりDIYを楽しんでいます。

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